クルーザータイプのバイクついて
バイク乗りの諸兄から絶賛不人気(被害妄想)のクルーザー(アメリカンって言った方がわかりやすいんだろうけど、敢えてこだわらせていただく)の定義と分類的な事を考えてみた。あくまで俺個人の意見であり、異なる意見を否定するものではないという事でご理解いただきたい。
そもそもバイクの種類って色々あるけど、個人的には大別すると下記の分類となる。
種類(代表例)
・ツアラー(隼、ninja ZX-14)
・SS(YZF-Rシリーズ、CBRシリーズ)
・ネイキッド(CBシリーズ)
・ストリート(SR、W800)
・オフロード(XR250、セロー)
・アメリカン(ドラッグスター、スティード)
・スクーター(アドレス、マジェスティ)
・その他(カブetc)
で、それぞれが更に細かく枝分かれする感じ。近年ではストリートファイターやアドベンチャーと呼ばれるジャンルも確立しているようだが、それぞれネイキッド・オフロードに含まれるというのが俺の考えだ。
本題のクルーザーだが、一応「アメリカン」と呼ばれる種類の1ジャンルって感じ。そしてそもそもの定義は何か。様々な考え方があるのだろうが、個人的には
「車体がロー&ロングであり、かつポジションがフォワードまたはミッドコントロールである事」
だと思っている。エンジン形式はVツインである必要はないので、上記の条件を満たしていればシングルだろうがパラツインだろうが俺の中ではクルーザーだ。
次にクルーザーの種類と言うかスタイルの分類なんだが、これが曲者。かなり多岐に渡っている上に要素が重なっていたりもするので非常にややこしいのだが、一所懸命考えてみたところ下記のような感じにまとまった、というか無理矢理まとめてみた。
種類(主な特徴 例外有り)
・スタンダード(オーソドックスなやつ)
・チョッパー(ロングフォーク、低いシート等)
・ボバー(ショートフェンダーorフェンダーレス、フレームは原型維持が多い等)
・クラシック(ディープフェンダー、ティアドロップタンク等)
・パフォーマンス(直線番長、倒立フロントフォーク等)
さらに細かい感じにすればフリスコ、バガー、ドラッガーとかも出てくるし、カスタムの方向性でも色々あるけど今回は割愛。正直ここまで考えた時点で頭から煙が出そうなのでご勘弁願いたい。
ここからは上記の代表例
・スタンダード
YAMAHA ドラッグスター400
国産アメリカンの定番中の定番。扱いやすいしカスタムパーツも豊富。
・チョッパー
HONDA VT1300CX
いわゆる「ファクトリーチョッパー」とういうやつで、このラインの美しさは素晴らしいと思う。
・ボバー
Harley-Davidson ダイナ ファットボブ
無駄な物を削ぎ落としたシンプルかつ無骨なスタイルが魅力的。
・ クラシック
SUZUKI イントルーダークラシック400
伝統的なスタイリングは重厚で迫力満点。下手な大型よりもよっぽどデカイ。
ツーリング
ホンダ ゴールドウィング
大迫力の外見・申し分のない性能・豪華な装備と、ロングライドするならば最高かも。
パフォーマンス
KAWASAKI エリミネーター900
名車GPZ900Rのエンジンを搭載した元祖パフォーマンスクルーザーの一角。ある程度の距離までならGPZ900Rより早いとかなんとか。
最後にオマケとして、俺的にはクルーザーかどうかは微妙というか、ちょっと違うんじゃないかというバイク。
例えばコレ YAMAHA VMAX
このバイクをクルーザーと考える方はそれなりに多いだろうけど、俺はビッグネイキッドだと思う。HONDAのX4も俺的にはビッグネイキッド。
他にはHarley-Davidsonのスポーツスターシリーズ
YAMAHA BOLT
この辺りはアメリカンではあるけどクルーザーではないかな。スタイルが「ロー&ロング」とは言えないような気がするので、俺の考えるクルーザーの定義からは外れてしまうのだ。だからと言ってこれらの魅力は1㎜だって削がれることはない、っていうかどれもクソカッコ良いだろ。
かなり大雑把だけどこんな感じ。
最初に述べた通り、あくまで俺個人が「こんな感じだと思う」という一つの意見なので悪しからず。
結論として、バイクは色々な種類と楽しみ方があって面白いという事だ。
以上。