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Sweet tooth ride on M109R

甘党男が綴るバイクライフと日常

言い訳と現状報告

一月以上もブログを放置してしまった。このブログを始めるときに「2週間に1つ位記事を書いていきたいな」とか思っていたが、あっさり頓挫するとは無念の極みだ。

少々落ち着いてきたのでブログ放置の言い訳と、現状の報告をさせていただこうと思う。

 

 

3月22日の事。この日は天気も良く、気持ちよくバイクを走らせていた。時間は午前11時過ぎ、御釜で有名な蔵王の麓辺りで走行中に転倒事故を起こしてしまったのだ。激痛で身動きが取れず白石市の総合病院へ救急搬送された。診断の結果は「右鎖骨骨幹部及び右肋骨多発骨折」。鎖骨は肩に近い部分が、肋骨は3本が2か所で折れておりそのまま入院することとなった。この時の見通しとしては、「少なくとも入院2週間、自宅療養3週間」だった。

 

事故当日の夜が非常に辛かった。

妻、親兄弟、親族、友人に心配をかけてしまったことや、職場に迷惑をかけてしまうことが申し訳ないという気持ちが溢れて止まらなかった。

アスファルトの上で激痛に悶えながら目にした、横倒しになり此方にハラを見せているM109Rの姿が何度もフラッシュバックした。

骨折した鎖骨と肋骨の痛みに加え、ベッドに仰向けのまま身動きが取れないため腰の痛みが酷かった。

気持ち的にも身体的にも辛く、ほとんど眠れなかった。

 

2日目以降は骨折の痛みも楽になっていき、電動ベッドで上体を起こせるようになったので腰痛も緩和された。しかし気持ちはなかなか前向きにはなってくれない。友人や上司と同僚がお見舞いに来てくれたが、有難いもののやはり申し訳ないという気持ちがどうしても強くなってしまう。

3月27日に担当医と相談して、3月30日に鎖骨を繋げる手術を行う事になった。そのほうが骨の付きもいいし治りも早いらしい。もっと早い段階で手術してしまいたかったが、肋骨の状態が良くなかったので諦めるしかなかった。ちなみにこの頃には病室内を自力で歩ける程度になっており、気持ちの沈み具合も若干マシになっていた。というか、現状はどうにもならないので開き直り始めていた。

 

手術はチタンのネジで鎖骨を繋げるという単純なもので、事前にネットで調べたりもしていたので不安はあまり感じなかった。実際に何も問題なく一時間ちょっとで終わったらしい。

しかし全身麻酔ってのは凄いもんだ。点滴の針を刺されて「麻酔の点滴始めますね」って言われて、それから多分5秒くらいで意識が無くなった。特に眠いという感覚もないのに急に記憶が途切れたような状態だ。その後は、手術完了後に喉から何かの管を抜かれた不快感と「終わりましたよ」と声をかけられたことくらいしか記憶になく、気が付いたら病室に戻っていた。

手術後の経過は順調で右腕が多少動かせるようになり、週の半ばには担当医から「この様子なら週末で退院していい」と言われたので4月5日に退院が決定。

入院中は「早く怪我を治して復帰したい」思っていたわけだが、特に新年度に入ってからやたら不安や焦りを感じていた。どうにもならないものだと理解していてもなかなか制御出来ない。ここまでは、当初に予想された最短ペースであることを考え何とか気持ちを押さえ付けていた。

 

ここからは通院及び自宅療養となる。入院していた病院の担当医から「ここの先生はこのテの治療の第一人者だよ」と紹介されたのが自宅から徒歩10分もかからない場所だったので、そこに通院することにした。

改めてレントゲンを撮り確認したが、当然骨は治っていない。医師からもしばらくは安静にしているようにと念を押された。手術跡は順調で綺麗に塞がっているとのことで、4月10日に抜糸をした。

自宅療養期間は簡単なリハビリも行っていて、少しずつ右肩の可動範囲が広がっていった。笑ったり、咳・くしゃみ、ベッドから体を起こす時に激痛を発していた肋骨の方も、痛くはあるが激痛と言うほどではなくなってきた。

 

で、4月22日より仕事に復帰。最初の診断より1週間程早い復帰だが、医者から許可も貰えたし問題はなさそうだ。まだ制限はあるものの何とかギリギリ日常に戻ってこれた感じがする。因みに今回の場合は肋骨は骨折から4~5週間、鎖骨は6週間ほどでくっつくとのこと。ただくっつくといっても「糊で接着した程度」らしく、「完治」と言えるのはしばらく先になりそうだ。

 

 

最後に転倒事故の状況だが、右カーブでバンク中にそのまま倒れたというもの。現場はカーブが続いている場所なので、速度は30㎞程度だった。右にバンクさせてアクセルは一定、カーブの半分辺りで突然横倒しになった。柔道の「足払い」を綺麗に決められたような状態だと言えば多少なりとも想像がつくのではないだろうか。前触れもなく立て直す暇さえなかった。

M109Rを含むクルーザータイプのバイクはバンク角が浅くすぐにステップを擦る。ステップを擦っても多少のマージンはあるだろうが、それ以上はバンクさせればタイヤのグリップが保てなくなり転倒の危険性は一気に高くなる。ステップを擦るかどうかという部分が一つの分かれ目だと思うのだが、今回はステップが接地する前にリアタイヤが突如グリップを失い転倒した。救急搬送中に聞いたが、細かい砂が溜まっているスポットがありそれを踏んでしまったためにリアタイヤがスリップし転倒した可能性が非常に高いらしい。同じ状況での事故が多発している場所とのこと。後日、警察の交通課からも同様の話をされたので十中八九そういうことなのだろう。

後で調べてみて分ったことだが、3月後半の現場周辺は積もった雪に付着していた砂のみが雪解けによって道路に取り残されているケースは少なくないらしい。そういった知識がなく「砂によってスリップの可能性がある」ということを予測できなかったことや、基本的にドライだったためにさほど路面の状況に気を配ってなかったことが今回の原因。結果論だろうが要するに自分の「注意不足」というわけだ。

ただ、他の人を巻き込むことがなく完全に単独であったことと、自身に鎖骨・肋骨の骨折以外の怪我がなかった事が不幸中の幸いだった。

 

 

多くの人、特に妻と職場には心配及び迷惑をかけてしまい本当に申し訳なく思っている。お見舞いに来てくれたり、励ましの言葉をくれた人、本当にありがとう。元気をもらえた。

とりあえず今後は怪我を完治させることのみを考えていく予定。その他のことはもっと落ち着いてから考えていきたい。

 

 

 

5/19追記

事故を起こしてしまってから約2カ月となる事もあり、簡単に経過報告。

肋骨の方は、強度はともかく完全にくっついており、痛みを感じるのはせいぜい寝起きの時とくしゃみをした時くらいだ。痛み自体も「疼き」と言っても差し支えない程度だと思う。

鎖骨もくっついてはいる。肋骨と比べると痛むことは多いが、可動部分なのでそれはどうしようもない。痛みはあるものの、肩を回したりすることも出来るようになっている。

総じて日常生活には問題ない程度には回復しており、経過は順調と言えると思う。

 

 

そんな感じで。

 

 

 

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